チャンピオンシップ"メイプル"マーチングタムは、メイプルシェルならではの伸びやかな中高域特性により、ワイドなダイナミックレンジと優れたレスポンス、そして抜けの良さを発揮し、さらにメイプルの強靭さと安定感により、様々な環境においてアンサンブル時の存在感を圧倒的に際立たせます。 またパールのマーチングタムは、口径と深さが絶妙なバランスに従って設計されており、シェルの鳴りを最大限に引き出しています。

チャンピオンシップ"メイプル"マーチングタムのシェルは、独自の技術を駆使して究極の鳴りを実現する優れたシェルテクノロジーで製造されています。それは、優れた音響特性のために木材の厳選から始まり、高密度かつ正確な厚みに成型されるようにスカーフカットジョイントが用いられます。またそれぞれのプライ材の細胞孔は、パールの独自のグルー(接着剤)で満たされたうえ、1000 PSIもの高圧と高温のもとで成型(ヒートコンプレッション・モールドシステム)され、優れた音色とベストな鳴り、そして高い耐久性を誇る強力なドラムシェルが製造されます。

チャンピオンシップ"メイプル"マーチングタムには、フルラウンド・ベアリングエッジを採用し、シェルとヘッドの接地面を広くとることにより、ショットのパワーをシェルに効果的に伝えて、ウォームかつパンチのあるサウンドを引き出します。

スーパーフープIIは、ハイテンション時でも曲がりや変形が起きにくい、2.3mm厚スチールの強固な素材を採用し、クロームフィニッシュにより、長年にわたる演奏においても優れた耐久性を発揮します。
 

アルミ合金製のテナー用ラグは、近年、増大するハイテンションなチューニングでの長期間使用に耐えられるように作られています。また、ドラム用途としては太めの6mm径の強化テンションボルトは、高い耐久性を誇り、望みのピッチをしっかりキープできます。

国内で主流のサイズ(クオードタムが8″,10″,12″,13″、以下8023モデル)のバックバーの仕様を変更し、より自然なフォームでプレイできるデザインとなりました。さらに、６”スポックもバックバーから距離を保ったセッティングができるよう、タムマウントアタッチメント(BBS-6S/B)が標準装備となりました。もちろん従来と同じの、スポックをバックバーに直付けにして、クオードタムと併せて、全体的に楽器を奏者に近づけたセッティングも可能です。

Zプレートは、ドラム間のゆるみやあそびを排除し、各テナータムのセッティングを確実にキープします。
 

シェルのボトムエッジが浅くカットされることにより、キレのあるサウンドを発揮し、ディープサイズと比べてやや軽量なため、ショーの中での様々なアクションやMMの際、シャープな動きや脚の運びに有利な仕様。　

1番(8インチ)タムが6テンション(偶数)に変更され、チューニングの安定性向上のみならず、倍音の整理のための調整作業も容易となっています。