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ファンキー末吉 ドラム教則本リリース!
爆風スランプ、 X.Y.Z→A、また現在は中国でも精力的に活動中のファンキー末吉さんがドラム教則本をリリース決定!実践的な内容が、中国で大人気を誇るファンキー末吉さんのドラム教則本。待望の日本バージョンです。全5巻、この冬に発売予定!こちらのサイトで随時決定次第発表してまいります。どうぞお楽しみに!
いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像集!(第二弾)
いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像集!(第二弾)。 2006年、パールドラマーが結集して開催された60周年アニバーサリーイベントは振り返ること16年前。 クラブチッタ川崎の映像公開(第一弾)に続き、SHIBUYA-AXで行われた伝説のライヴイベントの模様が、貴重なドラムソロシーンと熱いライヴ映像を織り交ぜ蘇るダイジェスト貴重映像(第二弾)の公開が決定。 パール楽器YouTubeチャンネルとオフィシャルツイッターで展開されるドラマー垂涎のスペシャル企画に、ご期待ください。 いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像集! (第一弾~第二弾 再生リスト) https://youtube.com/playlist?list=PLORyXxlX0qWMalq1RlOee3-NfWmllaGsL いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像集!(第一弾)。 パールが創業60周年を迎えた2006年、5月26日に川崎クラブチッタで繰り広げられた「OPENING JAM」を皮切りに、5月30日~6月4日に渡って5日連続となる「SUPER LiVE at SHIBUYA-AX」が行われた。 貴重なライヴ動画と共にドラムマガジンによる当時の画像やライブレポートも再掲載! ▶~いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像~ 1,イアンペイス/ イアンからパールドラマーに向けた最新のメッセージが届きました。必見! https://www.youtube.com/watch?v=0yVPIjHAdes 2,つのだ☆ひろ ×富田京子 × 五十嵐公太 / 当時を振り返る最新のコメント動画も! https://www.youtube.com/watch?v=1zdOQs3VQ0s 3,TOSHI NAGAI × 真矢 × Sakura / 三者三様!!アグレッシヴなドラムシーンを一挙公開! https://www.youtube.com/watch?v=pNGoDJq4yTo 4,宮脇JOE知史 × 角田美喜 × 樋口宗孝 ×Tetsu × 大久保 太 / 10台のキットがステージ上に並び繰り広げられた圧巻のドラムセッション! https://www.youtube.com/watch?v=GyEfoQflH-k 5,TOSHI NAGAI / Sakura / 一瞬も目を離せない白熱のプレイ! https://www.youtube.com/watch?v=KX52qbA7AQE 6,宮脇JOE知史×Gene Jackson×角田美喜×高橋まこと / 個性溢れるドラムソロシーンの数々! https://www.youtube.com/watch?v=Ro3ODugjz_Y 7,真矢 / 五十嵐 公太 / 名ドラマーのDrソロを堪能してください! https://www.youtube.com/watch?v=9x3xeRFNlgg 8,樋口宗孝 ~いま蘇るPearl Drums 60周年アニバーサリーの貴重映像~(8/8)最終回 創立記念日特集のラストは樋口宗孝さん。エキサイティングなドラムソロからエンディングシーンで完結。そしてパールドラムスは新たな未来へ。 CELEBRATING OUR PAST, INNOVATING OUR FUTURE https://www.youtube.com/watch?v=pVP6BysIlxg ▶ドラムマガジンによる当時のライブレポートはこちら(再掲載) https://drumsmagazine.jp/player/archive-report-pearl-60th-anniversary/ ▶BARKS NEWSに掲載されました! <Pearl Drums 60th Anniversary>貴重映像に、アジカン、10-FEET、ストレイテナーなど10組 https://www.barks.jp/news/?id=1000222018
“RINA (SCANDAL) Model” Signature Snare Drum 3/25発売開始!
“RINA (SCANDAL) Model” Signature Snare Drum 3/25発売開始になります。 購入特典として、撮り下ろしフォトのオリジナルポストカードが付属します。 ※限定生産品につき品切れの際はご容赦ください。 【購入特典:撮り下ろしフォトオリジナルポストカード】 ■品名:Pearl Signature Snare Drum “RINA” Model ~Limited Edition~ ■品番: RN1450S/C (JAN: 4549312098801) ■定価: ¥132,000(税込価格) ¥120,000(本体価格) SCANDAL 結成 15 周年を迎え、精力的な活動を続けるRINA 初のシグネチャースネアドラム。 自身のドラミングスタイルや音楽性を十分に反映させてついに完成。 ■SPEC ・Size: 14” x5” ・Shell: 3mm Brass ・Bearing Edge: Standard45° ・Hoops: FatTone ・SnareWire: SN-1420C ・Strainer: SR-1000 ・Lugs/Tension Rods: BRL-55/SST-5047 ・Heads: Remo Coated (A)/Snare Side パワフル&ブライトなサウンドを極限まで発揮する3㎜厚ブラスシェルを採用したリファレンス・メタル”RFB1450”をベースに、余計な倍音を程良くまとめるファットトーン・フープ、 繊細かつキレのある粒立ちを生むウルトラサウンドスナッピー等、RINA 自身がセレクトしたパーツで組み上げています。 これらは RINA が 15 年、 ドラマーとしてライブやレコーディングという活動を経て、導きだした理想のスペックです。 また、オリジナルデザインが施されたカバリングによって、スネアサウンドをシェイプアップさせる効果も発揮します。 すべての超実践派バンドドラマーに捧げる1台です。 RINA REPLICA DRUM KIT 【受注は終了しました。誠にありがとうございました】 ※スネアドラム、ハードウェア、シンバルは別 SCANDAL 15th ANNIVERSARY LIVE 『INVITATION』 at 大阪城ホールから使用される、 Masters Maple GUM(MMG) をベースにした RINA の最新キットを完全再現して限定販売。 SCANDAL Official Website: https://www.scandal-4.com/ SCANDAL Official twitter:https://twitter.com/scandal_band RINA Official instagram:https://www.instagram.com/urarina821/
【再掲載】実現した20年越しの表舞台” Deep Sanctuary Ⅵ ~MALICE MIZER 25th Anniversary Special~番外編
実現した20年越しの表舞台” Deep Sanctuary Ⅵ ~MALICE MIZER 25th Anniversary Special~番外編 ※2018年の「MALICE MIZER 25th Anniversary Special」直前にSakura氏にインタビューし、掲載した当記事ですが、弊社ウェブサイト移行に伴い再掲載させていただきました。 そのため記事内の製品名や公演内容等は2018年掲載当時のものになります。あらかじめご了承ください。 MALICE MIZERのドラマーとして活躍していたKami。そのKamiが使用し1998年 横浜アリーナ公演を最後に表舞台から遠ざかっていた当時のドラムセットを、櫻澤泰徳/Sakura(gibkiy gibkiy gibkiy/Rayflower/ZIGZO)が当時の記憶と資料を基に完全再現。プライベートでも親交が深く、奇しくもドラムチューナーとしてKamiに携わっていたこともあるSakuraだからこそ語ることのできる当時のエピソードを、MALICE MIZER 25周年という節目に話していただいた。 Sakura <プロフィール> 94年L'Arc-en-Cielのメンバーとしてメジャーデビュー。Pearl Drummer として名を連ねる。 97年同バンド脱退。99年ZIGZOで再デビュー。現在に至るまで、自身のバンド活動以外に様々のアーティストのセッション、レコーディング、サポート等に参加。 ドラマーに限らず、ドラムテクニシャン、ドラムチューナー、サウンドプロデューサー、ディレクターとしても活動している。 現在は主に、gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / ZIGZO 他のドラマーとして活動している。 パールスタッフ(以下:Pearl):今回MALICE MIZER 25th-Anniversary-に、なんと当時のKamiさんのドラムセットが登場!さらにそのセットをKamiさんが慕っていたSakuraさんが叩くということで、ここに至るまでの経緯をお聞かせいただけますか? Sakura:2年前にMALICE MIZERメンバーのKöziから2018年に結成25周年のイベントをやるって話を聞いてね。Kamiがいた時代の曲も演奏するっていうから“じゃあ、ドラムは俺に叩かせろ!紫のドラムセットはなんとかするから!”って立候補したんだよね。今回のライブに出演するにあたって俺の中では様々な想いがあるんだ。Kamiの紫のセットは、20年前のMALICE MIZER 1998年4月1日 日本武道館公演(正確には同年3月24日 日清パワーステーション公演)から同年7月22日 横浜アリーナ公演までのわずか半年足らずの間しか表舞台に上がって無かったのね。現在はあいつの母校に寄贈されていて、それを今回のライブのために受け取りに行って。できるだけ当時のKamiのセットに近づけたくて、当時の資料と記憶と照らし合わせて、、、。ドラムセットもセッティングも完全にKami仕様に、ということを意識してね。 Pearl:なるほど。この紫色のClassic Maple/MR(現在のMasters Maple Reserve/MRV)のセットですが、オーダー時にはSakuraさんにも相談していたようですね。 Sakura:当時の俺はMRのセットを使っていたから、MRを薦めたかと思う。俺が使っているのを真似して、あいつ自身が即決でMRを選んだような気もする。セットを作るって話を聞いた時、“色、何にすんの?”って言ったら“紫のラメにします!”って。Kami自身のイメージカラーであったことは間違いないけれど、Kamiは湊さん(=湊 雅史氏)のことが凄く好きだったから、当時湊さんが使っていたFXシリーズのシルバースパークルの影響もあるかもしれないね。当時はスパークルが出始めた頃で、ラメの種類も今みたいに選べなかったんじゃないかな。周りには(スパークル系は)スケベ椅子って呼ばれてたけどね(笑)。 Pearl:確かにフロントのスプラッシュシンバルの並べ方にも湊さんの影響が垣間見えます。 Sakura:あいつにとってのドラムヒーローは湊さんだったからね。湊さんのオリジナル(=3連スプラッシュホルダー)は当時のタムホルダーを加工していて、それこそ工場に頼まないとできないような仕様だった。そこで某販売店が既存のパーツとアダプターを組み合わせた類似の3連スプラッシュホルダーを製作販売していたの。一時ね。それをKamiは昔から使ってた。湊さんが好きだったから(笑)。Kamiと知り合う前の事だけど、俺みたいな(湊さんのようなプレイスタイルの)ドラマーが同じシーンの中にいたから、多少は俺もKamiに影響を与えてたみたいね。俺は一時期DEAD ENDでスタッフやっていたのもあって、当時の湊さんの影響が強いドラマーだったから、Kamiにとってsakuraは気になる存在だったみたいよ。知り合ってからは“あの曲あのアプローチってどうやっているんですか?”って感じで、スティックを持っては俺の家にしょっちゅう来てた。当時我々の畑は体育会系でさ、俺はKamiよりも少し年上の先輩で、後輩のKamiはいつも俺の前ではビッとしてた印象があるね。 Pearl:20年前にこの紫のセットを初めて見た時の印象は如何でしたか? Sakura:Kamiは俺にとって弟分みたいなもんだから“憧れだったPearlドラマーの仲間入りができて良かったね!”という感じかな。紫のセットの前はPearlのZシリーズにロートタムを組み合わせたセットだった。それを自分で創意工夫しているから、ちょっと雑多な印象だったのよ、、、。それが綺麗な新品で、しかも自分のイメージカラーの紫っていうことで“良かったじゃん!”って。ドラムセットそのものの印象より、嬉しそうにしているKamiの印象が強いね。紫のセットは8”、10”、12”のタム並びなんだけど、前のセットのロートタムは10”、12”、14”だったのね。“スケールというかピッチが変わっちゃうじゃん!それどうなのよ?”って尋ねたら“いやー、深さを全部8”に揃えたくて、、、。“って。俺に一言言ってくれれば、Pearlに口添えして13”でも14”でも浅くする分には幾らでもできたのにね(笑)。まぁでも実際にタムを3つ並べた時に、10”、12”、14”で組むとしたら、まずスペース取って(合理的に配置することが)無理だろうから、結果としては良かったのかもしれないけどね。 Pearl:シンバルに関してのエピソードをお聞かせください。 Sakura:ライドやハイハットシンバルはKamiの好みだろうけど、クラッシュシンバルにはエピソードがあって。ノンキャストシンバル(※シート状に圧延加工されたものをくり抜いて製造するシンバル。ややピッチが高めで明るいサウンドキャラクターの傾向がある。)が全盛の時代というか、自分が聴いてきた音楽の中ではノンキャストシンバルを使っていたドラムヒーローが多かったこともあって、湊さんも俺も使っていたし、Kamiもやっぱりノンキャストのシンバルを使っていた。俺は当時のPearlのアーティスト担当者にSABIANのノンキャストシンバルを薦められたんだ。当時のSABIANのノンキャストシンバルは廉価版的な扱いがあったからサイズのバリエーションが少なくて、、、。そしたら、その担当者がSABIANにかけあって、製造予定の無い奇数サイズのシンバルを複数枚作ってもらった。それが“SABIAN PRO”シリーズなんだけど、Kamiの母校に行ったら、このPROの17”クラッシュがあって。通常のラインナップには絶対ないサイズだから、このPROの17”は、俺がKamiに譲ったものだと分かったんだ。今思い出したけど、Kamiが使っていたPROのクラッシュシンバルは全部俺が譲ったものだと思う。 「急いでKamiの実家に電話して“あの時のスティック、送ってくれませんか?”って。」 Pearl: 今回なんとKamiさんのシグネチャースティックが販売されるということですが、どのような経緯がありましたか? Sakura:110というPearlのベストセラースティックがあって、湊さんも俺も自身のシグネチャースティックを持つまでは110のスティックを使ってた。当然のようにKamiも110のスティックを使ってたんだ。当時は今に比べてシグネチャースティックを持つ事は、とてもハードルが高くてね。紫のドラムセットを母校に取りに行った際、Kamiの実家に寄って、ご飯をご馳走になりながらみんなで色々な思い出話とかしていると、酔っぱらったKamiのお父さんが床の間に置いてあった110のスティックを持ってきてね。それにはKamiの直筆のサインと“MALICE MIZER”ってバンド名が手書きで入ってたんだ。“Kamiもシグネチャースティックを作りたかったんだなー”と思って、、、。それで帰りの車の中でKöziと“あのスティック作れないか?”って。こういうことできるのって言い方悪いけど最初で最後かもしれないし、、、。あいつ自身の志半ばみたいな部分を埋めてあげたくてね、、、。紫のドラムセットの音もそうだし、Kamiの志を少しでもファンの皆に届けられないかと思ったんだ。それで急いでKamiの実家に電話して“あの時のスティック、送ってくれませんか?”って。それでこのサインをデータ化して、現在の技術で復刻させてね。 ※その時にサンプルとしてお借りした当時Kamiが使用していたスティック。手書きのため、右と左で若干デザインが異なる。 Pearl:ドラムセット以外のポイントとして、バスドラムのフロントヘッドも見事に再現していますね。 Sakura:当時のフロントヘッドは写真とかでしか見たことがなかったんだよね。その写真を拡大して、“大体こうだろうな”“真正面にしたらこうだろうな”っていうのを自分でイメージして、それを画質粗いけどプリントアウトして、手書きで直していって、それをスキャンして、、、。でデータ化したんだよね。当時はPearlの方でもまだデータでのやり取りが無かった時代だったからね。 当時の雑誌とかで見ると、この蝶のイラストはKamiが肉筆で書いたっぽくて。“あれイラストなんだって?手書きなんだって?”とメンバーに聞いたんだよね。あいつ、写植みたいなのが好きだったんだよ。MALICE MIZERのロゴを拡大コピーして、一文字一文字を一生懸命ハサミで切ってペタペタ貼っていくっていう、、、前のドラムセットのフロントヘッドはそうだったんだよ。それと同じ手法で、蝶の絵を一枚書いて、それを拡大縮小コピーしてフロントヘッドに貼っていったことが分かってさ。大元の絵だけ再現できれば、なんとかなるって(笑)。 Pearl:細かいところですが、REMOのロゴマークが斜めになっている部分も再現していますね。 Sakura: Kamiがこのドラムセットを手に入れた20年前“ドラムが出来上がったので調整に来てください!”って連絡が来て、あいつのいるリハーサルスタジオに行ったのね。その時、既にホールカットが空いてて、、、。REMOのロゴを12時方向にすると穴位置が下なのよ(笑)。随分下で、、、。あいつミュートをゴッソリ入れるタイプだったりするから、“これミュートが(観客側から)見えちゃうよ。”なんて話をして、マイクも突っ込めないし見た目もよくないから、とりあえず“次にフロントヘッドを張り替えるまでこの位置でやりなよ”って言って、(観客側から見て)11時の方向に傾けて張ったんだよね。そしたらあいつ、そのままの状態で蝶を貼って本番でも使ってて(笑)その名残も再現したかったから、意図的にREMOロゴを斜めにしたんだ。 Pearl:20年前はお互いに多忙な日々を過ごされていたようですね。 Sakura:1999年、Kamiが旅立った日は、ちょうどZIGZOのアルバムのリズム録りをしていて、ZIGZOヴォーカリストの高野哲(MALICE MIZER初代ヴォーカリスト)から“ちょっと良からぬ噂を聞いたんだけど、、、。”という話をされて、、、。(1998年の)武道館で会ったきりになっちゃったからね。横浜アリーナ以降はなかなか会えなかったよな、、、。電話ではちょこちょこ喋ったような気がするんだけどね、、、。俺もちょうどZIGZOを結成するために忙しくしていた時期でね、、、。Kamiが旅立ったのが1999年の6月21日で、ZIGZOがデビューシングルをリリースしたのが1999年の7月1日だった。 「“SakuraがMALICE MIZERの曲を演奏する”では無く、“SakuraがドラマーKamiの代わりをやる”っていうつもりでいる。」 Pearl:最後に公演に向けてのメッセージをお願いします。 Sakura:今回はSakuraがMALICE MIZERの曲を演奏するんじゃなくて、ドラマーKamiの代わりをやるっていうつもりなのね。結果的にはSakuraがMALICE MIZERの曲を演奏するっていうことに変わりはないんだけど(笑)。志はね、あるのよ。Kamiが愛したMALICE MIZERと、俺にとっての弟分Kamiのことを愛してくれているメンバー、関係者、ファンの人たち、そういった全ての人たちに対してさ、何だろう、凄い偉そうな言い方をすると“恥をかかせねーぞ”ってつもりでやろうと思うんだよね。Kamiを好きでよかったと思ってもらえたら、あいつは喜ぶしね。 Pearl:結構なプレッシャーですね。 Sakura:Kamiっていう人間をよく知っているのは、たぶんご両親をはじめとした家族の方々で、MALICE MIZERのKamiっていうのをよく知っているのはメンバーはじめ、MALICE MIZERを愛している関係者及びファンの人たちだと思うんだ。それに比べたら俺は全然Kamiのことを知らないと思う。だけど、ドラマーKamiっていうことに関しては、“俺以外の誰が一番知ってるんだよ!”って話でさ。プレッシャーでもなんでもない。弟分の面倒をみるのは、兄貴分の義務だよ義務(笑)。人生そうそうないじゃん。“俺しかできないだろ”って場面は。自意識過剰、自画自賛になっちゃうかもしれないけど、このドラムを叩けるのはこっち側の世界では、俺しかいないって思ってる。 ※スタンド類はすべて現行製品に変更したものの、脚部の開き具合、シンバルスタンドの角度さえも当時のスタンドを踏襲してアレンジしているという。 ※Sakura私物のミキサー置きのパーカッションテーブル(品番:PTT-1212)。Kamiも同じミキサーを使用していたという。 ※1998年当時のPearlカタログのアーティスト一覧に掲載されていたKamiの写真。 ▶BARKSによる 当日のライブレポートはこちら →BARKS【ライヴレポート】MALICE MIZER<25th Anniversary Special>、「Kamiも降臨しています」 https://www.barks.jp/news/?id=1000160448
大橋彩香 /Why do you play PearlDrums?
「楽しそうに叩いているドラマーになりたい」 大橋彩香/インタビュー Q1、大橋彩香さんがドラムを始めたきっかけはなんでしょうか?また、一番初めにプレイした曲などを教えてください。 大橋彩香:本当はギターがやりたかったんです。ガールズバンド、特にZONEが好きで、ZONEモデルのエレキギターを買ったんです。でも全然うまくできないのでやめて・・ 小学校の時に音楽の授業で合奏をやるんですけど、小太鼓を立候補したところ、うまくできたので、打楽器のほうが向いてる説が出て・・・そこでドラム教室に体験で行ってみたら楽しかったので、ドラム教室に通うようになりました。 教室では週1回、30分 しっかり個人レッスンをしていました。30分てあっという間で、もっとやりたいな、って思っていました。 一番初めにプレイした曲は・・・ドラム教室の先生が持ってきてくれた曲で、めちゃくちゃ簡単な海外の曲で・・・曲名は思い出せないんですけど永遠に8ビートをしている珍しい曲でした(笑) 好きでコピーした曲はすごくいっぱいあって、(ドラム教室で)自分でリクエストするようになってからは好きな曲をリクエストしまくって。 ドラム教室は声優になるまで6年間ほどちゃんと通ってました。 そのドラム教室は毎年発表会があって、なぜかウクレレとドラムの合同発表会なんです。なぜウクレレと一緒なんだみたいな(笑)すごく不思議なんです。 データを流してドラムをたたくっていう、ちょっと地味~な感じの発表会ですけど(笑) UVERworldとか、9mm Parabellum Bulletとか、BIGMAMAとか、それこそZONEとか・・・ 9mm Parabellum Bulletとかめちゃめちゃむずかしくて、テンポ20くらい落としてやりました。 Q2、初めに手にいれたドラム関係の機材は何ですか? 大橋彩香:一番初めに手にした機材は、スティック! ドラム教室で、たしか、VIC FIRTHしかなかったので、それを買いました(笑) Pearl:ありがとうございます(笑) 大橋彩香:そのあと電子ドラムを買いました。 今売ってるみたいな「しっかりしたドラムセット」って感じのでなくて、「ザ・ゴムパッド!」って感じの(笑)全部灰色のコンパクトのものでしたけど、買って最初の2年くらいめちゃめちゃ毎日叩いてました! Pearl:だから基礎がしっかりしているんですね! Q3、今回のライブのお話になります。今回、昨年、一昨年よりさらに本格的にドラムをプレイされていたと思いますが、今回のドラムはReferenceという、パワーが前面に出るタイプです。叩いた感想など教えてください。 大橋彩香:わ~ すごい音が鳴るなぁ!!と思いましたね! バンドで練習するときは、スタジオにある、自分がいつもつかっていないセットで練習するんですけど、そこからReferenceのセットに移るとめちゃくちゃ鳴るなぁと思いますね。 Q5、シンバルはPoppin'Partyでは大橋さんがファンというニッケル・バックのドラマー、ダニエル・アデアと種類・インチもお揃いにしているSABIAN HHXを使用していますが、今回はChad Smithプロデュースの穴あきチャイナ「ホーリーチャイナ」も装備されていました。こちらはいかがでしたか? 大橋彩香:演奏しているときにチャイナを使うのが大好きで、今までは1枚(通常のチャイナ)しかなかったので同じ音色しかなかったんですけど、ホーリーチャイナを入れることによって、2つのチャイナを叩き分けれるので、演奏にも幅が出て、入れてよかったなと思いました。これからも使っていきたいと思います。 Pearl:これからも要塞のようにシンバルを増やしていってくださいね(笑) 大橋彩香:シンバルもPoppin'Partyで使っているニッケルバックとおなじHHXは、なんだろう?シャリシャリっていう感じなんですかね。音が大きくて渋いので最初、ポピパに合うのかなと思ったりしたんですけど、実際使ってみたらだれからも何も言われないし(笑)私も凄く気に入っているので、ずっと使っていこうかと思っています。 Pearl:シンバルのダークなサウンドで、曲全体がかっこよく聞こえるのかもしれませんね。 大橋彩香:ポピパも最近は特にかっこいい曲が多いので、このシンバルが生かされていると思います! Q6、ドラムペダルも、フラッグシップモデル デーモンチェーンP-3002Cを、かなりチェーンを強めにしていると思います。音が大きく出る代わりにかなり脚力が必要なセッティングですが、理由などはありますでしょうか。 大橋彩香:「踏んでいる」感覚が無いと、自分的に気持ちわるいと思ってて。初期のころはセッティングがしっかり決まっていなかったので、練習するたびに「こないだのほうがやりやすかったな」とか「今回は踏んでる感じがするな」っていう感覚の違いが毎回あったんです。だんだん、ペダルのばねを強めにしたほうが、「踏んでる」って感じられることがわかって、それでだんだんそうなっていったんだと思うんです。 Pearl:そういえばイベントでPAさんが、「大橋さんバスドラの音が一番大きかったよ」って言ってたことがありましたよ! 大橋彩香:えぇ~うれしい! わたしは極端なので、音がちっちゃいか、大きいか、どちらかしか振りたくなくて。私は大きい音が好きなので、いかにバスドラムの音をでっかくできるかをドラムの先生と相談しながらやってきました。 Q7、一般的に感じる女性ドラマーのイメージよりも、強くてパワフルで、音の1打1打がはっきりしている印象を受けます。ドラムをたたくことで気を付けていることや、心がけていることはありますか? 大橋彩香:やっぱり、一番は楽しそうに叩いているのがいいなと思っているので、なるべく笑顔でたたくことを心がけているんですけど・・・私は歌もそうなんですが、結構男性的なほうが好きで。大きいフォームでシンプルに叩いているほうが好きなので、そっちに近づけたらいいなと思っていて。だんだんそのようになってきているのかなと思います。 Pearl:さわやかな笑顔で豪快なフィルインを押し込んでくるところも魅力ですよね。 大橋彩香:細かいことはできないんですけど、大ぶりで、シンプルにかっこよく、ってのはあこがれています!海外ドラマーみたいになりたいです。 Q8、スティックも、今回の大橋さんのソロアーティストとしてのワンマンライブでは110HLCという標準よりちょっと長めのスティックですね。 変遷をたどると、大ぶりの106H(村上”PONTA”秀一モデルベース/山吹沙綾モデルVer.1)→ 少し細くて小ぶりの103HC(山吹沙綾モデルVer.2)から、パワーアップした感じですが、どのような変化があったのでしょうか。 また、オリジナルスティックをつくってみたい等、夢がありましたら教えてください。 大橋彩香:いろんなスティックで叩いてきてわかったんですけど、短いスティックだとハイハットをスカってしまう(外してしまう)ことがあって。長いスティックにしてから外さなくなったので、長さ的には今のスティックがベストだと思います。 重さは重いほうが絶対、力強い音が出るので極力重いスティックにしたいんですけど、重いとめちゃめちゃ疲れるんですよ(笑) 不思議だなと思うんですけど、ほんのちょっと重いだけでも疲労度がぜんぜん違うんで。自分が挑戦できる限界の重さのスティックを見つけたいなと思います。 Pearl:重いほうが好きなんですね。 大橋彩香:重いほうが、「ターン!!」とスネアが鳴るから、好きなんです。 普段練習しているときも、本当に疲れるといったん軽いスティックに戻してみて、「めちゃめちゃ軽い~叩きやすい」てなって終わるっていう(笑) 序盤は重いスティックで、後半は短い軽いスティックで・・とか、ずっと同じスティックを使わなくてもいいのかな?って感じがします。疲労度に合わせて(笑 Pearl:疲労度に合わせていくつもバリエーションがあってもいいですよね(笑) デザインとかの希望はありますか? 大橋彩香:ネコ柄をつくってみたいです!タイトグリップをネコ柄にしたくて。スティック自体はゆる~いデザインにしたいです。私が手書きで描いたデザインでやってみたいです! 一同:いいですね!オリジナルスティックやりましょう(爆) Q9、今後どんなドラムセットを作ってみたい等、夢や願望がありましたら自由にどうぞ。 大橋彩香:チェック柄とか!(Poppin‘Partyの山吹沙綾モデルスネアで)バッジをチェック柄にしてもらったことはあったんですけど、ドラム全体をチェック柄にしたいです。かわいい! セッティングでは、ラック、かっこいいですよね~要塞みたいで。私、徐々に徐々にモノが増えてきていると思うんで(笑)あれ、なんか増えてる気がする、を繰り返して、いつの間にか要塞になっていたら面白いなぁと思います。 あと実はスネアのチューニングが迷走していて。高くしたらいいのか、低くしたらいいのか。 私はめちゃくちゃ低~い、重い音にしたくて。タンタン、という音よりはデンデン!という感じ。 Pearl:パールにも深胴のものとか、重低音ががっつり出るスネアはあるので、今度試してみますか? 大橋彩香:わーい、試したい! Q10、最後に、「ドラマー」大橋彩香さんとして、どういうドラマーになりたいか、 また、ドラマーになりたい、ドラムをやってみたい方に向けて一言ありましたらどうぞ!! 大橋彩香:私はドラマー、というかドラムを演奏する者としては、かなり特殊な位置にいると思うんです。 声優もやりつつ、歌手もやりつつ、ドラムもやらせていただいているので、いろんな表現をやっているからこそのドラマーになっていければな、と思っています。大橋彩香本人としても叩くし、キャラクタ-としても叩くし。歌も歌いながら叩いたりとか・・・ 本当にいろいろやらせてもらっているので、自分にしかできない表現を身につけて、いつも楽しそうに叩いているドラマーになりたいです。 ドラマーを目指している人って少ない気がしていて。 私が軽音楽部にいたときも、本当にドラマーが枯渇していて。顧問の先生がドラムを叩ける人だったんですけど、どのバンドにも顧問の先生がドラムで入ってるみたいな(笑) 女子高だったのもあって、女子のドラム人口がすくなかったし、今も女子のドラム人口は少ないって聞いていて。 私を見てドラムをやってみたいという人がいるんだったら、私はすごくうれしいなと思うし、私は他のドラマーに比べてうまいわけではないけど、ドラムは楽しいんだよってことをすごく伝えていきたいと思う。 ドラムって難しいと思っている人も多いと思うんですけど、はじめてみたらすごく楽しいし、うまい下手より「楽しければいいんだ!」ってのを感じてもらえたら嬉しいなって思います。 Pearl:すごく伝わってきます。最近、ドラムはもちろんカホンなどのパーカッションでも、積極的にアーティストとのセッションに参加されてますよね。影山ヒロノブさんや西川貴教さんとのセッションも拝見しましたけど、すごく楽しんでいるのが伝わってきました。 大橋彩香:うれしいです! セッションは緊張しましたけど、とても楽しかったです! これからもよろしくお願いします! Pearl:本日はありがとうございました! ▶大橋彩香 リリース情報 ●大橋彩香ワンマンライブ2021~Our WINGS~ at 幕張メッセイベントホール 2021年11月24日(水) LABX-8508 / ¥9,800(税別) ・大橋彩香ワンマンライブ2021〜Our WINGS〜 at 幕張メッセイベントホール ダイジェスト映像 https://youtu.be/t4N8AYRbMIw ・HOWL at 幕張メッセイベントホール https://youtu.be/J1xxGpNy5OM ・NOISY LOVE POWER☆ at 幕張メッセイベントホール https://youtu.be/Pi_uTWASOzU ●大橋彩香Acoustic Mini Album "Lumière" 2021年12月22日(水)発売 LACA-15924 / ¥2,400(税別) 全曲試聴動画(https://youtu.be/23OB6fnzSxo) ▶こちらも合わせてごらんください。 BARKS 【インタビュー】大橋彩香、ドラマーとして語る音楽履歴「実際、楽器に触ると喜んじゃう」 https://www.barks.jp/news/?id=1000213107
「伊地知 潔 360° Panorama Drum Performance 2022」2022年2月に東京/名古屋で開催決定!
「伊地知 潔 360° Panorama Drum Performance 2022」、来年2月に東京と名古屋での開催が決定! アジカン結成25周年を記念し、新旧レパートリーを披露! チケット発売は(12/4)10時よりスタート。 ASIAN KUNG-FU GENERATION結成25周年を記念し、先月開催された全国ツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION 25th Anniversary Tour 2021 “Quarter-Century"」が各地で大盛況のうちに幕を閉じ、来年3月にはパシフィコ横浜でのスペシャル追加公演も決定するなど、乗りに乗る活動が続くASIAN KUNG-FU GENERATION。 そんなアジカンの土台を支え、自らが率いるPHONO TONESのドラマーも務める伊地知潔によるドラム・パフォーマンス・ライブ、"伊地知潔 360° Panorama Drum Performance 2022"の開催が決定! 3回目となるドラム・パフォーマンス・イベント、今回はASIAN KUNG-FU GENERATION結成25周年、Pearl75周年を記念し開催。アジカン25周年を記念し、新旧のレパートリーを取り混ぜたセットリストを披露します。 会場では観客がドラムセットを360°囲む形で、伊地知がライブやレコーディングで使用するPearl MastersシリーズのドラムセットやSABIANシンバルを駆使したパフォーマンスを披露。そのグルーヴ、テクニック、ドラミングを間近に体験することができます。恒例のトークやQ&Aコーナーも交え、迫力あるドラム・パフォーマンスをつぶさに観ることができる貴重な機会、ぜひお見逃しなく! ■ドラム・パフォーマンス公演・チケット情報 タイトル:「伊地知 潔 360°Panorama Drum Performance 2022」 ◎チケット発売日(東京、名古屋共) :2021年12月4日(土)10時〜 【名古屋】 2022年2月11日(金祝)@専門学校名古屋ビジュアルアーツ Air Hall https://www.n-visual.net/ 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目11−11 open/start 18:00/18:30 チケット代(税込): 前売:3,000円 / 当日:3,500円 / ジュニアチケット(10歳以下):1,500円 チケット購入 e+ : https://eplus.jp/sf/detail/3540610001-P0030001 【東京】 2022年2月22日(火)@LIVE HOUSE FEVER https://www.fever-popo.com/ 〒156-0042 東京都世田谷区羽根木1-1-14 新代田ビル1F open/start 18:00/18:30 チケット代:3000円(税込)ドリンク代別 チケット代(税込): 前売:3,000円 / 当日:3,500円 (ドリンク代別) ジュニアチケット(10歳以下):1,500円 チケット購入 e+ :https://eplus.jp/sf/detail/3541380001-P0030001 <注意事項> ※未就学児童入場不可 ※ジュニアチケットは10歳以下対象となります。要保護者同伴、保護者1名に付き2名まで。 ※事前に主催・会場のコロナ対策ガイドラインをご確認ください。 【主催】有限会社スペクトラム・マネージメント / Monochro records 【協賛】パール楽器製造株式会社
「真矢の”ドラムch”」放送スタート!
いよいよ本日放送スタート 【初回放送:2021年4月27日19:00〜】 番組名:「真矢の“どらむch” 第壱話」 URL:https://ch.nicovideo.jp/Drum-ch/blomaga/ar2013792 日本が誇る伝説のロックバンドLUNA SEA、そして大黒摩季や吉川晃司など数多くの著名なミュージシャンとセッション活動している、日本屈指のドラマー真矢が月に一度、LUNA SEA楽曲を主に、自ら詳しく解説した撮り下ろし映像の配信を行います。そしてなんと、真矢師匠がみなさんが出来なかったり、わからなかった、もうちょっと詳しく聞きたい部分などを生でお答えするという生配信も別途行われるチャンネルです。 詳しくは下記をご覧ください! URL:https://ch.nicovideo.jp/Drum-ch/blomaga/ar2013792
Pearl Signature Snare Drum “工藤義弘 Model ~New Limited Edition~ 受注販売のお知らせ
"あのサウンドが蘇る” 工藤義弘シグネチャースネア、待望の発売決定! ■受付期間:2020年12月25日(金)11:00~2021年2月26日(金)正午迄 (2021年6月~7月頃出荷予定) 日本国内にあるパール製品取り扱い販売店にて予約受付中です。 ※期間内のみオーダー受付の限定販売品です。 <Feature> ■Finish なんと言ってもこのルックス。EARTHSHAKERデビュー当時を彷彿とさせる赤黒のデザインには、本人のサインだけでなくバンドロゴもプリントされている。こだわりの完全オリジナルカバリングフィニッシュ。 ■Maple FiberGlass 内面にファイバーグラスラミネートを施すことにより、硬質でアタックの強調されたサウンドが特長。6.5"の深さとも相まって、爆音の中でも埋もれない重厚なロックサウンドを実現する。 ■Snare Wire ”パワーヒッターは42本だと鳴り過ぎる”と言う本人が選んだスナッピーは、メッキレスの24本タイプ。シェルの特性にあわせてフープやラグの組み合わせも工藤流にカスタマイズ。 <Spec.> ・サイズ:14"x6.5" ・材:メイプル 6ply /w 内面ファイバーグラスラミネート ・フープ:MasterCastフープ / 10 テンション ・ラグ:BRLラグ ・ストレイナー:SR-1000A / SR-1000E ・スナッピー:S-030NU ・テンションロッド:Stainless Steel Tention Rods ・ヘッド:REMO Coated (Emperor) Head (Batter Side) ・フィニッシュ:オリジナルデザインカバリング ※ソフトケース付属 ■品番:GAX1465SN/YK ■定価:\ 75,000-(税抜) ■受付期間:2020年12月25日(金)11:00~2021年2月26日(金)正午迄 ※出荷予定は2021年6月~7月頃を予定しています。 日本国内にあるパール製品取り扱い販売店にて予約受付中です。
【歌モノドラマー必見】ガムウッド×メイプル材のドラムセット、アーティスト使用コメント一覧
ガムウッド×メイプル材のドラムセットを使用しているアーティストより、いただいたコメントをまとめました。 アーティスト/村石 雅行 コメント:ジャンルを問わず全てのドラマーに勧められます! 使用ドラムセット: Masterworks/等厚6ply メイプル 4ply×ガムウッド 2ply (バスドラムのみ等厚8ply メイプル 4ply×ガムウッド 4ply) アーティスト:DUTTCH / UZMK コメント:これはオールマイティーに対応できます! 特に歌モノにはめっちゃ馴染みます! 使用ドラムセット:Masters Maple Gum(等厚メイプル×4ply+ガムウッド×2ply) アーティスト:たちばな哲也/SPARKS GO GO 、THE PRIMALS コメント:ドラマー全般、オールジャンルお勧めします。叩いていて気持ち良いのは当然ですが、バンド内でもしっかり生音が聴こえます!叩き込んだ今後の音がとても楽しみです。 使用ドラムセット:Masterworks(等厚メイプル×4ply+ガムウッド×2ply) アーティスト:森 瑞希 コメント:生音も気持ち良いですし、マイクに通した音もこれまた化けて気持ち良いです。 音はモチモチで柔らかい感じですが、芯がしっかりしているので埋もれません。 幅広いジャンルで楽しめます。 使用ドラムセット:プロトタイプ(等厚メイプル×4ply+ガムウッド×2ply) アーティスト:林山拓斗/ウソツキ コメント:初めて叩いた時にメイプル × ガムウッドの新感覚の中低域に感動しました。 バスドラムは弾力がありつつアタックの瞬発力も備えています。 タムは音が分散することなく、塊になっているので粒立ちがよく、ローもしっかり出ます。音に包まれている感じがたまりません。 相棒を探してる方にはこの MMG がいいんじゃないでしょうか! 使用ドラムセット:Masterworks/等厚6ply(メイプル 4ply×ガムウッド 2ply) アーティスト:エノ マサフミ コメント:パワフルかつ繊細なアプローチをするロックドラマーにおすすめ。 弾力感のある音が気持ち良く、ファットなサウンドの中にもタイトさやシャープさがハイレベルで共存しています。 チューニング次第でジャズやファンクなどでも力を発揮できます! 使用ドラムセット:Masterworks/等厚6ply メイプル 4ply×ガムウッド 2ply (バスドラムのみ等厚8ply メイプル 4ply×ガムウッド 4ply)
村石雅行 feat. Masterworks SNARE DRUM
村石雅行さんによるMasterworks アンテナショップに展示しているスネアドラムのレビュー動画が公開されました!(掲載順不同) 試奏されたスネアドラムの詳細スペックにつきましては、各Masterworks アンテナショップへ御確認お願いします。 ※店頭販売状況によっては、既に販売済みとなっている可能性があることをご了承ください。
~Since 1989~ -沼澤尚 x Custom Classic 30th Anniversary-
~Since 1989~ -沼澤尚 x Custom Classic 30th Anniversary- カスタムクラシックが発売された1989年、ちょうど30年前にパールとエンドースメント契約を結んだ沼澤尚氏。カスタムクラシックと共に築き上げてきたパールとの歴史、誰よりも単板メイプルへのこだわりを持っている沼澤氏に、カスタムクラシックの魅力を語っていただいた。 ________________________________________________________________ パールスタッフ(以下:Pearl):沼澤さんとカスタムクラシックの歴史を教えてください。 沼澤尚(以下、沼澤):元々レディオキング(スリンガーランド)単板メイプルを有名にしたのはジーン・クルーパですけど、自分が知ったのはやはりジェフ・ポーカロです。ドラムマガジン創刊号の表紙がTOTOの“TURN BACK TOUR”のライブ写真で、そこではっきり5インチ半のヴィンテージ単板メイプルが写ってるんですけど、今でも特に大好きなこのアルバムでのスネアサウンドがレディオキングだったことが判った後に“これがレディオキングなんだ!”と認識したのが最初で…。 その後、1983年に自分がアメリカに行ってからは周りにミュージシャンしかいないですから、ありとあらゆるドラムの歴史と情報だらけになって、最終的にジーン・クルーパにヤラれて。ジェフ=パールドラムでしたから、それだけの理由でもちろんパールのドラムセットを手に入れて、メイプルとマホガニーのレディオキングと共に使っていました。そして13CATSのデビューアルバムがリリースされた同じ年の年末に、チキンシャックのアルバムレコーディングとライブのために日本に呼んでもらったその年は、パールが単板メイプルを発表した年でした。 Pearl:それがちょうど30年前の1989年ですね。 沼澤:そうです。それまでのヴィンテージ単板メイプルはヒビや割れしやすいことからレインフォースメントで補強してあるのが主流でした。ここでパールが成し遂げた偉業が、“レインフォースメント無しでも割れない単板メイプル”をスチームを使用する技術で製作したことです。この時から使い始めた5インチ半と6インチ半のカスタムクラシックは当時の自分の好みでダイキャストリムに交換していました。 『今回のこの30周年モデルは、初めて自分がいろいろな仕様を細かくリクエストをさせてもらって生まれたスネアドラムです。』 Pearl:カスタムクラシック発売から10年毎の節目には、必ず沼澤さんが登場していますね。 沼澤:パールと一緒に仕事させてもらうようになった時にちょうど発表されたカスタムクラシックは、もちろん自分にとって初のパールのスネアドラムで、全てにおいて革命的で本当に驚きのサウンドでしたし、30年経った今でも間違いなく一番の使用頻度です。 長年に渡って数えきれないオフィシャル広告で起用して頂いたおかげで築かれた…自分としては光栄以外の何物でもない…自分のパブリックイメージは、パールドラムとカスタムクラシックと共に歩んできた30年と断言することが出来ます。 10周年の時にはさらにレトロでマニアをくすぐるアイディアが施されたフランジフープのモデルが出来上がっていて、広告に起用して頂きました。 20周年の時は地球に優しいネイチャーフィニッシュ(薄いラッカー)を広めたいというパールのコンセプトが既にあった上で、色を選んで欲しいとのリクエストから、真っ黒でということでBLACK ON BLACKが誕生しました。 そして今回のこの30周年モデルは一から初めて自分がいろいろな仕様を細かくリクエストをさせてもらって生まれたスネアドラムで、30年前に自分がカスタマイズした感じに近いです。フープをダイキャストに交換して、カバリングを映画“ベニー・グッドマン物語”でのジーン・クルーパと同じホワイトマリンパールに貼り替えてもらったり…。 この当時にしか無かったパールとレモのロゴがプリントされたヘッドも、今回の記念にわざわざ同じ物を作って、それをCSコーテッドに印刷してもらってます。 そしてさらに僕のわがままでおそらく一番のこだわりとして見事に実現したのがブラス製スナッピーです。生徒の頃から特にドラムサウンドに興味を持っていた自分の事に気づいていたジョー・ポーカロが、当時強く勧めてくれて使っていた内面当たりブラス製スナッピーは、パールドラムとして初の仕様になりました。 ドラムに携わるようになってからこれだけの月日が流れて、その長年の間に経験してきたことが詰まって完結した理想的な1台と言えると思います。 ________________________________________________________________ ■1989年当時を彷彿とさせるホワイトマリンパールのカバリングフィニッシュを施し、ビンテージライクなルックスに仕上げている。また、フープには当時の沼澤氏がカスタマイズしていた内容と同じく、トップ/ボトム共にダイカストフープに変更している。 ■出荷時に付いている打面ヘッドはジェフ・ポーカロも愛用していたCS Coatedを採用。さらに1989年当時に流通していたデザインも復刻している。 ■1989年を再現する上で外せないのが、このブラススナッピー(非売品)。今回の30周年モデルのためだけに製造されたブラススナッピーの煌びやかな音色が、現代の音楽シーンに蘇る。 Custom Classic 30th Anniversary Modelについての詳細はこちらをご参照ください。