ドラム練習台&練習パッド選びで迷っている方へ
★ドラム上達を手助けする練習パッドは非常に多くのラインナップがあり、何を選んで良いか迷ってしまうことも多いかと思います!
そこでパールならびにパール関連製品に限りますが、練習パッドや練習台の一覧表を作成しましたので、下記ご参照ください!
※2020年4月現在のラインナップです。
実は練習台でも「スタンドのみ」や「パッドのみ」での取り扱いがある為、組み合わせ次第ではオリジナルの練習台を作ることもできます!パッドの中にはTP-12など、専用スタンドに取り付けができないパッドも存在します。その場合には別途スネアスタンドをご用意いただく必要があります。
また、ここから先は中の人の主観も交えての見解にはなりますが、練習パッドには大きく分けて3つのタイプが存在します。
TYPE:1
消音効果が高く、同居の家族や近隣住民への負担を軽減し、自宅等での練習時間を確保するための練習パッド。 *上記一覧表の中では、スタンド付の TP-6NU(打面:ウレタン)/ TP-6N(打面:ソフトラバー)/
TPX-10N (打面:メッシュヘッド)、ドラムセットをイメージしたトレーニングができる ”TRIPAD”SD-7 などが該当します!
TYPE:2
ある程度音がでることにより、きちんとしたストロークができているか、音の粒立ちが揃っているか等、確認することができる練習パッド。*上記一覧の中では、スネアドラムに近い感覚でトレーニングができるSDN-14N / リバウンドの強いハードラバーを採用した SD-20 などが該当します!
TYPE:3
上記2タイプを兼ね備え、1つのパッドで異なるリバウンド感が得られる練習パッド。
上記一覧の中では、石川直考案のTP-10D/NI、ドラムセットをイメージしたトレーニングが可能な TP-12F や ”TRIPAD”SD-7 などが該当します!
ドラマーの皆さまそれぞれに練習環境は異なりますが、大きく分けてこの3タイプの基準で練習パッドを選んでいる方が多いかと思います。
最後に練習台を使う目的ですが、練習パッドを使うことで実際にドラムを叩く時に近い打感とリバウンド感、強くショットした時の音と弱くショットした時の音のニュアンスの違い、といった感覚的な部分を養うことが目的、というお話しをよく耳にします。
日本の住宅事情を考えると、なかなかドラムそのものを演奏する機会が増やせない、ということが現状かと思います。ですが、例えば消音性に特化した練習パッドを比較しても、それぞれ微妙に打音や打感が異なりますので、いくつかの練習パッドを組み合わせて(並べて)使用してみると効果的な練習に繋がるかもしれませんね!
一人でも多くのドラマーの参考になれば幸いです!